【言語】

 言語はナハト語という帝国出自言語。

一部地方ではレガリア語が現存し、それらを母国語とする者は独特な訛りがある。

 

【通貨】

それぞれ金銀銅で鋳造された硬貨が共通貨幣。かつてのレガリア帝国皇帝の元導入された。

単位はそれぞれ(金貨)1ゴールド=(銀貨)10シルバー・(銅貨)100ブロンズ。1シルバー=10ブロンズ。

 

 【宗教】

「ディジマ」と呼ばれる唯一神教が一般的である。「ディジマ」とはかつて邪神の軍勢から世界を守った英雄であり現人神。

戦時中では人間種の40代男性とされ、遥か北からやってきた戦士である。白銀色の長髪が特徴的。戦士として、戦略家として優秀なディジマは連合軍を束ね上げ、この世界を守ったとされる。

 

 

【種族】

帝国において人間がその大多数を占める。次いでエルフ属、獣人属ときて他種族は圧倒的少数派といえる。

 

【技術】

魔力を動力源とする道具・機関の開発以外は遅れている。

生活面・軍事面においても魔法・魔導機器(兵器)に依存しており、技術者や学者・研究者もそちらに流れている。

魔力を介さない技術は発展を見せず、通信は伝書鳩、移動手段は馬車、筆記は羊皮紙とインク。

 

【気候】

気候の安定した温帯。冬になると降水量が増える。

 

【食文化】

帝国においてはバゲットとベーコン、スクランブルエッグを中心に、副菜が各々追加されたものが一般的な食事。貧民は穀物と豆が多い。

他国からみて帝国料理はあまり受けがよくないが、紅茶においては良質である。

最近は他国からの輸入料理が増え、帝都を中心に食材・料理のバリエーションはいくらか豊かになった。

 

【暦】

帝国暦がこの大陸の紀年法。現在帝国暦1500年。

「ディジマ」誕生の日「星霜の月25日」は毎年降臨祭が催される。

1月・静寂の月

2月・風の月

3月・草間の月

4月・花の月

5月・君影草の月

6月・水の月

7月・史の月

8月・海姫の月

9月・夜長の月

10月・光輝の月

11月・氷霧の月

12月・星霜の月

 

【帝国軍階級】

軍のトップを将軍として、将官(大将・中将・少将・准将)、佐官(大佐・中佐・少佐)、尉官(大尉・中尉・少尉・准尉)、下士官(曹長・軍曹・伍長)、兵卒(兵長・上等兵・一等兵・二等兵)の順。

人員や運用方針といった戦略を練る将軍並びに将官は貴族が割合を占める。

作戦を総括指揮し、戦術指揮する佐官は貴族・戦いで功績を立てた名士が多い。

現場を指揮し将官・佐官が下した作戦を遂行する尉官は成り上がり組始めあらゆる人種が着任する。

指令を受けた尉官の指示の元動く下士官、兵卒が最も数が多く、年齢層も低い。